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夏野菜の収穫体験~「(仮称)農の風景公園」のプレイベントに多くの区民が参加~
2022年7月27日|カテゴリー:(仮称)農の風景公園プロジェクト
猛暑が続く7月2日の土曜日、(仮称)農の風景公園(高松2-23)で、トウモロコシなど夏の定番野菜の収穫体験が行われました。当日は、3,000人以上の応募の中から選ばれた区民396人が参加し、大きなビニール袋いっぱいに収穫した野菜物やお土産を入れて満足げな笑顔を見せるなど、楽しいひと時を過ごしました。
トウモロコシとジャガイモの収穫体験、さらにお土産も♪
収穫できるのは、トウモロコシが1組につき1本、ジャガイモは1人につき1株。炎天下の混雑を避けるため、午前10時からと午前11時からの入替制で実施されました。
ジャガイモ畑
トウモロコシ畑
野菜の作付け・管理を担当しているJA東京あおば(東京あおば農業協同組合)職員の芹澤智さんが、実演しながら収穫方法や注意事項などを説明してくれました。
JA東京あおばの芹澤智さん
「トウモロコシは、ゴールドラッシュという品種です。茶色い毛がついてふっくらしたものを収穫してください。枝を持ち、トウモロコシを手前に引けば採れますよ。ジャガイモは、キタアカリと男爵の2種類あります。好きな方を採ってください。株の下、だいたい10cmくらいのところに、ジャガイモがついています。緑に変色したものは食用に適さないので、持ち帰らないでください」
ジャガイモの収穫体験
トウモロコシの収穫体験
プレイベントの前に収穫期を迎えた枝豆は、区内の子ども食堂に提供されたそうです。
お土産として、練馬区内の生産者が収穫した枝付きの枝豆が1人1束と、トウモロコシが1人1本用意されました。当日の夕食時に、収穫体験話しながら、枝豆やトウモロコシ、ジャガイモ料理を楽しまれた家庭も多いかもしれませんね。
お土産引換場
「まずはふかして食べたい」「ビールが合いそう」
参加者は、軍手をつけていざ畑へ!
親子連れが多く、ジャガイモ畑では「がんばれ~、がんばれ~」という声援が響き、夢中でジャガイモを掘る子どもたちの姿に、頬を緩るませる保護者の姿があちこちで見られました。
練馬区公式アプリ「とれたてねりま」で、イベント情報をチェックしたという4人家族は、「前回の小麦の収穫体験に参加して楽しかったので、今回のイベントにも注目していました」と興奮気味に話してくれました。
31個もジャガイモを採ったという参加者は、「まずはふかして、このままの味を楽しみたいですね」と満面の笑み。また別の参加者は「トウモロコシと枝豆でビールを飲むぞ〜」とコメントをくれました。
収穫した野菜とお土産の大きな袋を持った家族連れの参加者は、「収穫体験もできてお土産ももらえて、贅沢なイベントでした!」と満足げでした。
収穫体験に参加したご家族
トラクターのフォトスポット、野菜の直売所も大人気
会場では、トラクターに乗って撮影ができるフォトスポットが設けられ、子どもたちが笑顔でハンドルを握る姿が見られました。
フォトスポット
ミニトマトや玉ねぎなどの地元野菜の直売所や、麦を使ったワークショップ、春日町図書館による移動図書館も多くの人で賑わっていました。
地元野菜の直売所も好評!
麦を使ったワークショップでは、クキの部分を使った作品作りも
会場のある高松を舞台に『今日のたかまつ アーカイブス』という架空のラジオ番組を制作している演劇団体のuni(うに)の方々が、実況中継のようにマイクを握り、会場を盛り上げていました。
演劇団体uniによる実況中継
管理棟の工事がスタート
(仮称)農の風景公園は、「農の景観を区民とともに育て・守る畑」をコンセプトに、誰もが気軽に農とふれあえる区立の畑として整備・計画を進めています。令和5年(2023)3月の開園予定に向けて、管理棟が着工しています。
トラクターを調達するための寄付を募集中!
今年4月から寄付募集をスタートした練馬みどりの葉っぴい基金の「(仮称)農の風景公園プロジェクト」では、野菜作りや農業体験イベントなどで使用するトラクターを調達し、練馬の農の魅力を誰もが気軽に体感できる施設としていきます。引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いします!
プロジェクト詳細はこちら
(仮称)農の風景公園(令和5年3月開設予定)
所在地:東京都練馬区高松2-23