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【取材記事】プレーリーダーのいる公園「こどもの森」で冒険してみよう!(前編)
2021年8月31日|カテゴリー:区民の森プロジェクト
練馬みどりの葉っぴい基金 区民の森プロジェクトの一つとして寄付募集をしている「練馬区立 こどもの森」。豊かな自然の中で、子どもたちが泥だらけになって自由な遊びができる公園です。そんなこどもの森の魅力について、前編・後編の2回に分けてブログでお伝えしていきます♪
[後編はこちら]
泥遊びしたり、水をかけ合ったり、虫捕りしたり。ステイホームが長引く中でも、子どもたちが外でのびのびと遊んでいるのが「練馬区立こどもの森(通称こどもり)」です。現場の運営を統括する受託者JV PLAY TANKのプレーリーダー・島田かおりさんにお話をお聞きしました。
自然×冒険×交流がコンセプト
東京メトロ有楽町線・副都心線の氷川台駅から徒歩約10分。住宅街の中に、みどりの森が広がっています。
こどもの森の入口
「ここはもと農家の跡地で、練馬の“原風景”のような場所です。農家時代からのキウイ棚や畑があって、こういった昔からあるものを活かして公園整備されています。子どもたちが自由に冒険遊びや挑戦ができるよう、禁止事項をできるだけ少なくして、『プレーリーダー』というスタッフが安全管理をしながら、子どもたちが遊べる環境を整えています。」
また、こどもの森は区立の公園としていつでも誰にでも無料で開放されており、親子連れだけではなく、近隣の高齢者も集える地域の交流拠点となっています。
入口近くにあるキウイ棚
子どもたちの遊び場と、野菜を育てる畑が広がっている
子どもたちの冒険・挑戦をサポートするプレーリーダー
プレーリーダーは数名が常駐。目印はエンジ色のTシャツ
プレーリーダーとは、遊びの環境を整える専門スタッフのこと。園内や道具の整備のほか、子どもたちへの声かけ、トラブルの対応など、さまざまな業務を行っています。
決まった遊びのないこどもの森では、子どもたちの「やってみたい!」の気持ちからいろんな遊びが生まれます。そんな子どもたちの気持ちを尊重しながら、「子どもが自分らしくいられること、いきいきとあそぶことができるよう環境を整える」のがプレーリーダーの役割です。
こどもの森では、既存の遊具だけでなく、子どもたちの創意工夫で遊べるようにプレーリーダーが道具を用意して、遊びのツボを探りながら一緒に遊び、サポートしています。また、けがなどへの救急対応、「リスク」と「ハザード」の観点に立った遊び場の安全管理を徹底しています。
プレーリーダーがいるからこそ、子どもたちが自由にのびのびと遊びを楽しむことができるのですね!
2015年4月の開園から6年。島田さんは、「どうすれば楽しくなるのか、子どもだけではなく、大人も一緒に考えてくれるようになりました」と、嬉しそうに話します。コロナ禍でも、来場者数はおよそ1.2倍に増加。事前にこどもの森のことを調べ、「外遊びができて、プレーリーダーがいて安心だから」と訪れる人も多いそうです。地域の遊び場として、今後ますます注目を集めそうです!
後編では、こどもの森のユニークな「遊び」についてご紹介します♪お楽しみに!
※現在、園内ではマスクを着用していますが、写真は新型コロナウイルス感染症発生前のものを掲載しています。
練馬区立こどもの森の場所
練馬区羽沢2-32-7
開園:9時〜17時(3月〜9月)/9時〜16時30分(10月〜2月)
ちびもりタイム:火・水・木・金曜/10時30分〜13時30分
休園: 12月29日〜1月3日
[練馬区立こどもの森公式サイト]
※「練馬区立こどもの森」は、どなたでも無料でご来園いただけます。
※ご来園の際は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策にご協力をお願いいたします。
区民の森プロジェクト こどもの森コースで寄付募集中
練馬みどりの葉っぴい基金では、将来、こどもの森を広げ、冒険ゾーンの整備などの活用するために寄付を募集しています。こどもの森コースには、14件のご寄付をいただいております(令和3年7月末時点)。皆さまのご協力に感謝申し上げます。引き続き、皆さまの応援をお待ちしています!