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【取材記事】平成つつじ公園リニューアルイベント「つつじパークカフェ」が開催されました！

2024年8月19日｜カテゴリー：平成つつじ公園プロジェクト

令和７年度から、平成つつじ公園のリニューアル工事がいよいよ始まります。リニューアルに向けて、地域の皆さんと一緒に「公園でこんなことができたらいいな！」を考えるイベント「つつじパークカフェ」が7月21日（日）午後5時から開催されました。親子で楽しめるプログラムがもりだくさんで、会場となった平成つつじ公園内は、暗くなるまで多くの人たちで賑わいました。

お花見、木かげ、水遊び…数多く寄せられた「こんなことができたらいいな！」

練馬駅北口に広がる平成つつじ公園は、練馬区の花「ツツジ」が咲き誇る都市の楽園をコンセプトに、1994（平成6）年4月に開園。以来30年が経ち、ツツジの生育上の課題や施設の老朽化に対応するため、全面的なリニューアルを予定しています。

今回のイベントでは、リニューアルした公園で「こんなことができたらおもしろい！」「こんなことができたらいいな！」と思うことを来場者に考えてもらう「公園ワークショップ」を開催。たくさんのアイデアが寄せられました。例えば「芝生に座ってお花見したい」「木かげで休みたい」「いろいろなイベントが楽しめる広場がいい」「噴水があると良い」「カフェがほしい（キッズスペース併設）」など。中には「ぶらんこがほしいです」「みずあそび」といった子どもの字で書かれたアイデアもありました。

来場者が自由に意見を書きこむことができます

用意されたボードは、両面がすき間なく埋まるほど、皆さんのアイデアでいっぱいになりました

寄せられたアイデアの中には、旧としまえんの回転木馬「カルーセルエルドラド」に関わる夢のあるものもありました。

幼い子ども連れの女性は「ここには子どもたちの遊べる遊具がありません。近くの練馬城址公園には日陰がなく、日陰と遊具がほしいですね」。
車椅子の女の子は「ブランコがほしい！」。保護者の方が「本人も乗れる、後ろに寄りかかれるブランコのことです」と補足してくれました。

園内クイズラリーも開催。クイズに回答するうちに公園についての理解が深まり、リニューアルのアイデアが浮かびやすくなる仕掛けになっていました

公園トイレもリニューアル！

公園のリニューアルとあわせ、トイレも新しく生まれ変わります。「トイレリニューアルブース」は、新たなトイレに求める機能やアイデアをみんなに考えてもらうブースとなっていました。

トイレリニューアルブース

平成つつじ公園のトイレの悪質マナーの実情をパネルで展示。空き缶などのゴミの放置や落書きなどが問題になっていることを、区の担当者が説明していました

アイデアボードには、「清掃回数を増やして常にキレイ」「安心して車椅子を利用、おむつ替えができる」などの意見が寄せられており、安全・安心やクリーンなトイレへの要望が目立ちました。

小中学生を対象に実施した「平成つつじ公園トイレデザイン・アイデアコンテスト」の優秀賞の作品の展示もあり、受賞作品に足を止めて眺める来場者も多くいました。

自身の展示を見に来たという小学3年生の女の子は、木の形のトイレと枝にブランコを配置したデザインで受賞。「トイレを待っている間、ブランコがあれば楽しい」と話してくれました。同じく受賞した小学6年生の女の子は、真ん中に木を囲むような円柱型のトイレをデザイン。「落書きしたくないくらい、キレイなトイレになってほしいと思います」と笑顔を見せていました。

ユニークなアイデアがいっぱいの受賞作品

キッチンカー、野菜販売、ミュージックブースも♪

会場では、地元の農家「麦わらマルシェ」さんが出店し、とれたて野菜の販売も行われました。「ミニトマトすくい」や「スイートバジルのつかみどり」などには、多くの来場者が挑戦していました。

麦わらマルシェ

また、「クラフトコーナー」では、提灯づくりを体験することができました。

みんな提灯づくりに夢中！

ほかにもキッチンカーの出店などがあり、のんびり休憩したり、わいわいゲームに参加したりと、皆さん思い思いにイベントを楽しんでいました。

加藤農園の「けずりいちご」

東京初のワイナリーである東京ワイナリー

ハンドドリップ珈琲のカフェ「Café Truck.7」のキッチンカー

親子であそぼうコーナー

ミュージックブースもあり、お酒を飲みながら音楽を楽しむ大人たちの姿も

「大人も子どもも参加できて、みんなで考えることができるイベントは良いですね」（女性）といった声も聞かれ、公園の今後のあり方を考えつつ、来場者が楽しめる充実したイベントとなったようです。

平成つつじ公園プロジェクトとは

平成つつじ公園は、開園から30年を迎え、より魅力的な公園を目指して全面リニューアルを行います。令和6年度から設計に着手し、令和7年度から整備が始まる予定です。公園のリニューアルにあたり、既存のツツジを活かすとともに、寄付金を活用し、新たなツツジも取り入れ、よりいっそう魅力的な公園となるよう充実を図ります。練馬みどりの葉っぴい基金では、令和6年4月から「平成つつじ公園プロジェクト」を開始。新しいツツジの植栽に役立てる寄付金を募集しています。皆さまのご支援をお願いします！

目標金額：100万円
募集期間：令和6年4月1日～令和7年3月31日
特典：銘板への氏名掲載（2万円以上の寄付で氏名公表に同意いただいた方）

詳細はこちら

施設情報

施設名：練馬区立平成つつじ公園
所在地：東京都練馬区練馬1-17-6
開園時間：24時間開園
施設情報：詳細はこちら
アクセス：
（鉄道）西武池袋線・都営大江戸線「練馬駅」下車、中央北口（文化センター側）から徒歩1分
（車）関越自動車道　練馬ICから目白通り経由約20分
　※専用の駐車場はありませんので、公共地下駐車場か、一般のコインパーキングをご利用ください。